オープンカー軍団/報告書/(2000/02-07)
大観客の前でクラッシュinアトランタ
続・へろへろ | 00/02/02 |
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オープンカー軍団認定移動手段
めざせMRスパイダー最速 | 00/05/09 |
今年度の上半期の見通しは例年になくなんて書くと、ちょっとオカタイっぽい?かなりヒマっぽいんで、まあ、クルマ関係に力を注ごうと思っているわけなんですわ。というかもう既に、有り余る有給休暇を使いまくって平日に(そして休日も)サーキットで走りまくったり、MRスパイダー仲間と遠征したり、年間4戦のタイムアタックイベントに出たりそして寝坊してサンザンな成績だったり(汗)、師匠のお声がけにノって6時間耐久レースに出たり、そのついでに恐山や有珠山をクルマで回ったり……あらためて列挙してみると、なんだか不安になるなあ。これでいいのか、オレ!? ――いや、まあいいんだけどね。 先日、サーキットでS2000に乗らせてもらう機会があったんだけど、フルノーマル&ラジアルタイヤで、しかもヒトのだからおっかなビックリ走ったのに、タイムが改造済みMRスパイダーおまけにSタイヤよりも1秒速いのは、いったいどういうコト!?だったんですわ。しかもコントロールがラクチン。でも、じゃあS2000に乗り換えるかというとそうじゃなくって、やっぱりMRスパイダーの方が圧倒的に楽しい。じゃじゃ馬っていうか、乗りこなす楽しみっていうか、スリリングっていうか。上手くなったコトが実感できる方がゲーム性が高かろうっていうのが職業ゲーム人である自分的な見方。※もっとも、元々速いクルマの方が、上手くなったトキに他人に評価されやすい=快感要素が大きいという、広義のゲーム性の高さも見逃せないが、それはマイナー車でも等価としてください。おっと話がそれた。いちおう、小僧とは違って物事を修得するメソッドというのは別ジャンルで経験済みなんで、コスト対効果(効率)が飽和しない程度には大人パワーで注ぎ込み、とにかく早く上のレベルに辿り着きたい、というのが今の考え。高校生の頃バイクでやってたみたいに、無限とも思える時間を費やせるワケじゃないからね。 ――えっと、なんの話だっけ? あ、そうそう。明日からしばらくE3出張なんで、ふかふかのアメ車に乗ってきます。 これもまた修行! |
さようなら、RX−7カブリヲレ
ありがとう、RX−7カブリヲレ
2000/05/02 本州最北端の地にて
ありがとう、RX−7カブリヲレ | 00/07/28 |
RX−7カブリヲレを手放してしまいました。 平成元年登録車なので、11年11万キロ。よくもまあ走ったモノです。 走った分だけ、記憶も詰まりまくっています。 買った当初は「1日1回ベイブリッジ」を合言葉に、毎深夜、湾岸線から横浜をグルっと回って大黒に寄り道して帰ったり。 横浜新道から保土ヶ谷バイパスを毎週のように往復していた時期もありました。紀伊半島半周のドライヴをしたのも、この頃だったでしょうか。 前の会社を辞めた後、荷物を実家に置いといて、本州を放浪したのもこのクルマで、でした。屋根を開けたままサービスエリアで野宿して、あるいは友人宅に居候して。 そういえば、日本全国津々浦々、行った温泉も数知れず。トランクに温泉セット一式は常備してました。 東京−大阪をヒョイヒョイ往復できたのも、このクルマだからこそ、でしたね。深夜0時頃、新宿の飲み屋をスタートして、朝に大阪に着いていたり。 クルマでの事故も、このクルマで初体験。今でも首都高代官町ランプ付近を通る度に思い出します。 空力的に優れていたので、雨が降っても屋根は開けっぱなし。――なんて浮かれていたら、東名高速で台風とすれ違ってビショ濡れになったり。 春に町田の桜並木の下を通るのも、好きでした。夏の夜にライトアップされた東京タワーを脇から見上げるのも、好きでした。秋は言うに及ばず。吸気温の低い冬に、アクセルを踏んで、どこまでも、どこまでも、加速してゆくのが好きでした。 今年のGWは東北〜北海道をグルっと回りました。1500キロ。雨がちでしたが、可能な限り開けてたつもりです。恐山の不思議な空気も満喫できました。 でも結果的に、その北海道行が最後のご奉公となってしまいました……。 今、この文章を書いている間にも、いろんな絵が脳裡に浮かびます。あるいは、ワタシが運転していた横でたくさんの方々がこのクルマを気に入ってくれた……そんな楽しげな風景も。“Some has gone, and some remains.”と歌ったのはJohnとPaulでしたっけ。なんだかアタマの中では“In My Life”と“Ya Ya あの時代を忘れない”がre-mixされてグルグルと回ってます。さらに“Galaxy Express 999”まで混ざってリフレイン。 世間一般の方々は、3年ごとにクルマを買い換えるそうですが……正直、そのメンタリティが信じられません。 クルマを手放すのがこんなにツラいなんて。 さようなら、RX−7カブリヲレ。 |