オープンカー軍団／報告書

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オープンカー軍団／報告書／事故／於：箱根スカイライン

ＭＲスパイダーで事故った話です。
ワタシは根が臆病なので、
あまりスピードも出さないし（嘘）、
交通法規も遵守するし（大嘘）、
免許だって真っ白なのですが（これは99/01/22現在、ホント）、
そんなワタシの、生涯２度目の事故です。
この事故があったので、大井貴之さんのドライヴィング・スクールに行くコトを決めました。

それにしても、事故の写真を撮ってなかったのだけが心残りです。
これ以来、必ずカメラを持ち歩くようにもなりました。

事故 98/09/12 (土) 17:48

ＭＲスパイダーで事故ってしまった．．．。

報告 98/09/13 (日) 22:18

やっと仕事を終え、同僚を送っていくコトにしたのが、午前４時。一旦タクシーで自宅に戻り、ＭＲスパイダーに乗り換える。

月がとっても青かったので遠回りして（嘘）、まずは首都高に乗り、レインボーブリッジを通って、方向違いの湾岸線に乗る。
ライトアップが激好みな空港中央を抜け、懐かしい鶴見つばさ橋、ベイブリッジ。そのまま狩場を抜けて、保土ヶ谷バイパスから１６号をまっしぐら。昔通い慣れた道。

つくし野の同僚を送り届けた後、このまま帰るのもシャクなので、箱根に行くコトに。

思えば、毎日ロクに寝てないのに、徹夜明けで箱根に行こうなんて考えたのが、そもそもの間違いだったのかも。

芦ノ湖スカイラインの山羊さん駐車場に着いたのが、午前６時２０分頃。なんだか、少々早くゲートが開いたみたいだ（本来なら、６時３０分）。

もっともそこに着くまでに、不思議なコトに、何度も何度も道を間違え、やっとたどり着いたというカンジ。
いつも通いなれた道なのに。
今から考えると、徹夜明けでアタマがボケていたのか？　それとも、渋川達人（「グラップラー刃牙」参照）のように、危険な場所に行くのを身体が本能が拒否していたのか？（笑）

さすがに気候が良くなったためか、すでに１０台以上のクルマが山羊さんに集まっている。だが、よくダベるメンツはまだ来ていないみたい。んじゃ彼らが来る前に、ちょっと何本か走ってみよう。

……思えば、それが間違いだった。

コースは例によって、芦スカ←→箱スカの往復。
走ってみると、妙に楽しい。リアがいつもに比べて、ズルズル滑るのだ。
ドリフト族じゃあないけれど、でもやっぱり滑るのは面白い。

今になって思えば、判断力・コントロール力がともに鈍ってて、いつもより滑ってるように感じられただけなのかも。

そして１時間ほど走った午前７時２０分。御殿場方面から山羊さんＰに向かう何度目かのアタックのトキに

箱根スカイラインの3.9Kmポストで

左コーナーでリアの滑りが止められなくて、ヤバいとばかりにカウンターを当てた！

が、止まらない！

ので、ブレーキをゆーっくり絞ろうと

そうしたら、滑りが大きくなるような気配！

を避けようとアクセルを僅かにググっと踏んだ

ら、今度はカウンターが当たりすぎて、大っきなオツリがズズズズ！っと。

（ここまでで２秒）

もう１回、と思って再度カウンターを当てた

けどもうすでにトキ遅く、スピンモードは止められず

に、時計回りにハーフスピン

そして、右側の縁石＆ガードポールに

ガツン！

身体にケガはなかったけれど（安堵）、クルマのキズはちょい深かった（号泣）。リアのコンビランプは破損して、フェンダー回りも潰れ気味。タイヤは鬼のようなポジキャンがついて、アームが１コ折れている。もちろんホイールも歪んで、タイヤはバーストしている。

すまん、ＭＲスパイダー。まだ３ヵ月も経っていないというのに。無謀なオレを許しておくれ。

とりあえず、発火筒に火を点けて、道路の脇に投げておく。スピード上げて走ってくるクルマ＆バイクが多いので、これをしないと大惨事だ。

次は、安全な場所にクルマを運ばなければ。
動くか？（キュルキュル）動け！（キュルキュル）頼むぅ～（ブォン）
よかった。エンジン回りはどうやらＯＫ。

とりあえず、ボキっと折れたアームを布テープ＆タイラップで縛り、路面に当たらない様に応急処置。そしてホイールを外してテンパータイヤに交換。

ハザードランプを点滅させ、ノロノロと、駐車場を目指す。

しかし箱根の常連さんはすごい。
というか、慣れてる。

事故ったオレを発見するや否や、ソク交通整理にあたってくれたり、三角表示板を立ててくれたり、メモっておくといい事故の模様をメモり始めたり（コースをそらで書けるヒトまで！）、三島警察の電話番号を教えてくれたり、レッカー屋さんの番号を教えてくれたり、トロトロと駐車場に向かうオレを先導してくれたり。
「明日は我が身」の逆じゃあないけど、いつかはオレも、こーゆー方々にならねば。

三島警察署に電話をかけると、どうも事故の場所をミョーに詳しく聞かれる。１０回ぐらい説明させられたか。その内、御殿場警察も呼び出して３者通話に。そしてまた、１０回ぐらい場所を説明させられて……。
どうやら事故った場所が、三島警察と御殿場警察と神奈川の警察の、境界線上なのらしい。ああそうか、みんな自分トコの管轄であってほしくないってコトか。朝も早いしね。納得。
でも結局、御殿場警察の扱いに。朝早くからご苦労様。
でも人身でもないしケガもしていないから、実況検分にも来ずに「まあ寄ってください」だって。なんかテキトーだね。

警察への連絡も終わったので、今度はレッカーを呼ぶ。もちろん、ＪＡＦ経由。
聞くと、ＪＡＦを使うと使わないとでは、２～３万円は違うのだそうな。先日の北海道旅行でのフェリーの割引だけで、もう十分モトは取ったと思ったのだが、こりゃ、余計にモトが取れまくり。全然うれしくないけど（汗）。

１時間ほど、道端で過ぎ行くクルマ＆バイクを眺めながら、レッカー待ち。
天気は、そこそこ良い。シャツを脱ぐ。帽子かぶる。ポカリ（1.5リットル）飲む。日向ぼっこ。富士山も見える。
ここ数週間、会社に泊まり続きだっただけに、いきなりスコンと抜けちゃった。
ぐう。

レッカーの起こされて（汗）、そのまま御殿場へ。
クルマ屋さんに持っていくと、「こりゃ１ヵ月以上かかるねえ」ガガーン。
まだ３ヵ月経ってないのに。

ま、なんにしろ、今回は自爆もいいトコ。ヒトも巻き込まず、ケガもしなかったのは不幸中の幸いだったというコトで……。

［おまけ］

そういえば！　その日は（その日も）１２時から仕事があるのをすっかり忘れていた。

――けれど、御殿場駅で驚いた。電車が１時間に１本（泣）。しかもさっき出たばかり。
おいおい、ウチの田舎並みじゃないかよ（でも、ウチは単線ディーゼル２両編成（笑）ずいぶん違うけど）。
ああ、クルマじゃ近いが電車じゃ遠い。国府津（ってドコ？）に出て、そこから東海道線に乗っても、仕事にはとうてい間に合わない。

ならば、と小田原に出て、小田急のロマンスカーに乗るコトに。生涯２度目のロマンスカー。もうすでにアキラメの境地を通り過ぎ、行楽気分にモードチェンジ。駅前で鱒の姿寿司とビールを買い込んで、東京へと向かうのであった。

［おまけ２］

鱒の姿寿司、たいへんまずうございました（泣）。

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事故	98/09/12 (土) 17:48
ＭＲスパイダーで事故ってしまった．．．。
報告	98/09/13 (日) 22:18
やっと仕事を終え、同僚を送っていくコトにしたのが、午前４時。一旦タクシーで自宅に戻り、ＭＲスパイダーに乗り換える。月がとっても青かったので遠回りして（嘘）、まずは首都高に乗り、レインボーブリッジを通って、方向違いの湾岸線に乗る。ライトアップが激好みな空港中央を抜け、懐かしい鶴見つばさ橋、ベイブリッジ。そのまま狩場を抜けて、保土ヶ谷バイパスから１６号をまっしぐら。昔通い慣れた道。つくし野の同僚を送り届けた後、このまま帰るのもシャクなので、箱根に行くコトに。思えば、毎日ロクに寝てないのに、徹夜明けで箱根に行こうなんて考えたのが、そもそもの間違いだったのかも。
芦ノ湖スカイラインの山羊さん駐車場に着いたのが、午前６時２０分頃。なんだか、少々早くゲートが開いたみたいだ（本来なら、６時３０分）。もっともそこに着くまでに、不思議なコトに、何度も何度も道を間違え、やっとたどり着いたというカンジ。いつも通いなれた道なのに。今から考えると、徹夜明けでアタマがボケていたのか？　それとも、渋川達人（「グラップラー刃牙」参照）のように、危険な場所に行くのを身体が本能が拒否していたのか？（笑）さすがに気候が良くなったためか、すでに１０台以上のクルマが山羊さんに集まっている。だが、よくダベるメンツはまだ来ていないみたい。んじゃ彼らが来る前に、ちょっと何本か走ってみよう。 ……思えば、それが間違いだった。
コースは例によって、芦スカ←→箱スカの往復。走ってみると、妙に楽しい。リアがいつもに比べて、ズルズル滑るのだ。ドリフト族じゃあないけれど、でもやっぱり滑るのは面白い。今になって思えば、判断力・コントロール力がともに鈍ってて、いつもより滑ってるように感じられただけなのかも。そして１時間ほど走った午前７時２０分。御殿場方面から山羊さんＰに向かう何度目かのアタックのトキに箱根スカイラインの3.9Kmポストで左コーナーでリアの滑りが止められなくて、ヤバいとばかりにカウンターを当てた！が、止まらない！ので、ブレーキをゆーっくり絞ろうとそうしたら、滑りが大きくなるような気配！を避けようとアクセルを僅かにググっと踏んだら、今度はカウンターが当たりすぎて、大っきなオツリがズズズズ！っと。（ここまでで２秒）もう１回、と思って再度カウンターを当てたけどもうすでにトキ遅く、スピンモードは止められずに、時計回りにハーフスピンそして、右側の縁石＆ガードポールにガツン！
身体にケガはなかったけれど（安堵）、クルマのキズはちょい深かった（号泣）。リアのコンビランプは破損して、フェンダー回りも潰れ気味。タイヤは鬼のようなポジキャンがついて、アームが１コ折れている。もちろんホイールも歪んで、タイヤはバーストしている。すまん、ＭＲスパイダー。まだ３ヵ月も経っていないというのに。無謀なオレを許しておくれ。とりあえず、発火筒に火を点けて、道路の脇に投げておく。スピード上げて走ってくるクルマ＆バイクが多いので、これをしないと大惨事だ。次は、安全な場所にクルマを運ばなければ。動くか？（キュルキュル）動け！（キュルキュル）頼むぅ～（ブォン）よかった。エンジン回りはどうやらＯＫ。とりあえず、ボキっと折れたアームを布テープ＆タイラップで縛り、路面に当たらない様に応急処置。そしてホイールを外してテンパータイヤに交換。ハザードランプを点滅させ、ノロノロと、駐車場を目指す。
しかし箱根の常連さんはすごい。というか、慣れてる。事故ったオレを発見するや否や、ソク交通整理にあたってくれたり、三角表示板を立ててくれたり、メモっておくといい事故の模様をメモり始めたり（コースをそらで書けるヒトまで！）、三島警察の電話番号を教えてくれたり、レッカー屋さんの番号を教えてくれたり、トロトロと駐車場に向かうオレを先導してくれたり。「明日は我が身」の逆じゃあないけど、いつかはオレも、こーゆー方々にならねば。三島警察署に電話をかけると、どうも事故の場所をミョーに詳しく聞かれる。１０回ぐらい説明させられたか。その内、御殿場警察も呼び出して３者通話に。そしてまた、１０回ぐらい場所を説明させられて……。どうやら事故った場所が、三島警察と御殿場警察と神奈川の警察の、境界線上なのらしい。ああそうか、みんな自分トコの管轄であってほしくないってコトか。朝も早いしね。納得。でも結局、御殿場警察の扱いに。朝早くからご苦労様。でも人身でもないしケガもしていないから、実況検分にも来ずに「まあ寄ってください」だって。なんかテキトーだね。
警察への連絡も終わったので、今度はレッカーを呼ぶ。もちろん、ＪＡＦ経由。聞くと、ＪＡＦを使うと使わないとでは、２～３万円は違うのだそうな。先日の北海道旅行でのフェリーの割引だけで、もう十分モトは取ったと思ったのだが、こりゃ、余計にモトが取れまくり。全然うれしくないけど（汗）。１時間ほど、道端で過ぎ行くクルマ＆バイクを眺めながら、レッカー待ち。天気は、そこそこ良い。シャツを脱ぐ。帽子かぶる。ポカリ（1.5リットル）飲む。日向ぼっこ。富士山も見える。ここ数週間、会社に泊まり続きだっただけに、いきなりスコンと抜けちゃった。ぐう。レッカーの起こされて（汗）、そのまま御殿場へ。クルマ屋さんに持っていくと、「こりゃ１ヵ月以上かかるねえ」ガガーン。まだ３ヵ月経ってないのに。
ま、なんにしろ、今回は自爆もいいトコ。ヒトも巻き込まず、ケガもしなかったのは不幸中の幸いだったというコトで……。［おまけ］そういえば！　その日は（その日も）１２時から仕事があるのをすっかり忘れていた。 ――けれど、御殿場駅で驚いた。電車が１時間に１本（泣）。しかもさっき出たばかり。おいおい、ウチの田舎並みじゃないかよ（でも、ウチは単線ディーゼル２両編成（笑）ずいぶん違うけど）。ああ、クルマじゃ近いが電車じゃ遠い。国府津（ってドコ？）に出て、そこから東海道線に乗っても、仕事にはとうてい間に合わない。ならば、と小田原に出て、小田急のロマンスカーに乗るコトに。生涯２度目のロマンスカー。もうすでにアキラメの境地を通り過ぎ、行楽気分にモードチェンジ。駅前で鱒の姿寿司とビールを買い込んで、東京へと向かうのであった。［おまけ２］鱒の姿寿司、たいへんまずうございました（泣）。