Open Car Army
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オープンカー軍団/報告書/(2001/08)


焼肉レストラン「富士」
浜崎あゆみ経営?

再編集本 01/08/07
コンビニでよく見かける安価な再編集漫画本(正式な名前はないのか?)が、いつの間にやら結構な隆盛っぷりをみせている。

マンガ喫茶やBook Offの台頭が遠因、あるいは直接の原因なんだろうが(それにしてはBook Offでも取り扱われていたりして、ちょっと苦笑)理由はなんであれ、一消費者、一漫画読みとしては、手軽に旧作が読めるのは悪かない。一時期流行り、そして今も続いている漫画の文庫化なんぞよりは、紙質は悪いけれど、版型も大きくて値段も安いから不満はない。つうか、漫画の文庫って高すぎ。もっといえば、文庫本ってなんであんなに高いんだバカヤロー!――ってのは今回は別の話。そういえば漫画文庫ブームの前には、愛蔵版ブームなんてのもあったね。コストパフォーマンスの観点からいえば、高くて大きい愛蔵版か、安くて小さい再編集版かのいずれかしか、個人的には認められぬ。いずれにせよ再編集漫画本は大歓迎で、サバイバルも20巻買ったし、今は釘師サブやんを買っている他、ちょっとメシを喰うトキに三丁目の夕日なんかも買ってたりする。

最近、(週)少年アカツカなんてのを買った。タイトル通り、ア太郎やらバカボンやら、赤塚不二夫の旧作コンピ本。これが今読んでも面白いんだ、バツグンに。立ち読み歴30年ゆえ、そこに収録されている漫画は全て読んだコトのあるものばかり。なのに面白い。古くさくない。
読みながら、「そういえば『廿』という字は、天才バカボンの単行本で覚えたんだっけなあ」と感慨深かったり。

この項、オチ無し失礼。

ヒッキー 01/08/10
体調崩してヘロヘロ。さらに、何にもやる気ナッシング。家に隠って音楽流して小説読んで漫画読んで酒飲んで寝て起きて体温計って微熱があって咳が出て、ああ時間を無駄につかっているなあ俺は。

再び・再編集本 01/08/11
またもや買っちゃったよ(週)少年アカツカ税込み参百円也。

今号は「おそ松くん」が収録されていたもんだから、やっぱり懐かしくて顔がホコロんじゃってどうも。とはいえ自分は、リアルタイムおそ松世代ではなく、ピンク背表紙の単行本で全部読んだクチなんだけどね。立ち読み歴30年は伊達じゃないっつうか。たしか第1巻は「イカした顔になりたいよ」とか、そんなタイトルだったっけかな? まとにかく、自分は世代的には赤塚不二夫がナンセンス一辺倒だった頃の読者で、おそ松くんは「クラッシック」という意識が強い。少年サンデーで言えば「レッツラゴン」をやってた頃だったり、少年キングなんかでイヤミやバカボンパパが1ページどアップをやってた頃の方が、コンテンポラリーなカンジが(つっても30年前のコンテンポラリー/笑)するんだよね。だから、おそ松くんでやられているような、スターシステムの、コメディ色の強い、洋画の翻案でホロリとさせちゃうようなエピソードを見ちゃうと「ああ古くさいなあ」なんて思っちゃったり。

そういえば、今号に収録されている、チビ太が「とうめい薬」を1滴10円で売るエピソードを読んだら、フと、チビ太がスイカジュースを水増しして売るエピソードを連想してしまった。
さらに連想ははばたき、そういえば十三〜四年前にキリン・ビバレッジがスイカソーダなんていう激マズジュースを売っていたなあ。でもなぜかハマってちゃって、一夏に300缶は飲んだっけなあ、なんて思い出してしまって。

なんだか後ろ向きな今日この頃であるなあ。

SFの尻尾 01/08/12
体調がよろしくないので、どうしても話題がインドア傾向になってしまうのだけれど……

何を今さらというカンジだが、板橋しゅうほうの「凱羅」を読み了えた。80年代後半から始まって、完結したのが93年だっけ? ホント「今さら」だよね。双葉社版の前半2冊分は連載をリアルタイムで読んでいたし単行本も所有していたのだが、アスキーで再開された後半2冊は読んでいなかったのだ。

でも読まなくて良かったのかも。読まない方が良かったのかも。読むんじゃなかったかも。読んで大後悔時代かも。抑えた語りで特異な設定をクールに描写していた前半とはうってかわって、後半は板橋しゅうほうの欠点オン・パレード。設定のための設定を説明ネームに詰め込んで、読者は完全に置き去り。そして例によって例のごとくのクリーチャーだらけ。物語を紡ぐ作者のカタルシスを得られない分、好きな絵にノメり込んでるといった印象。板橋しゅうほうってば、隙あらばクリーチャーを大量に描けるプロットにしたがるもんねえ、うんうん。もっと出し惜しみした方が、はるかに効果的だと思うんだけどねえ、うんうん。

そもそもだ、設定、というかコンセプト(テーマともプロットともあえて言わぬ)自体でセンス・オブ・ワンダーを感じさせよう、というのが古くさい。連載当時でも古くさかった。あらゆる新しいコンセプトは発明しつくされ、いまやコンセプトそのもので人々に驚きの感覚を与えるものはなく、先人のコンセプトを再利用して「すでにあるものとして」、その上に新たな同時代性と普遍性を重層的に構築するのが「今」の作家ではないのか。まるで板橋しゅうほうは、古き良きSFの隆盛期で人気のあった方法論、新しいコンセプトを提示することそのものに執念を燃やしているかのようだ。まあよっぽど優れた未発見のコンセプトを提示するのならともかく、これでは評価されにくいだろうに。

さーて、口直しに「HEY!ギャモン」でも読んで寝るとしよう。そういえば、「セブンブリッジ」の7巻だけ持ってないんだけど、探さない方がいいかなあ……。

註1)イニシエの「SF」なるジャンルでは、「センス・オブ・ワンダー」なる感覚が、ことのほか珍重されていたそうな。

註2)とはいえ、「ヨコハマなんちゃら紀行」みたいな作品はあまり評価しないし、「なんちゃら兵器彼女」に至っては、怒りすら覚えるのであるが。

註3)この項、実は「上野顕太郎と板橋しゅうほうの類似点」について書こうと思っていたのに、こんな文章になっちんぐ(汗)。

口直しは、「HEY!ギャモン」じゃなくて、「ペイルココーン」にしよう。うん。

続・SFの尻尾 01/08/13
――で、「ペイルココーン」だけを読んで寝るつもりが、勢い余って「SLICK STAR」「シルベスター」「DAVID」と、そして短編集の「GROUND MAKER」までも読んじまったよ、わはは。
そういえば、「GROUND MAKER」に入っている「ラッキールートにランナウェイ」っていう短編。あれを少年ジャンプの「手塚賞準入選!」って見たときには驚いたっけ。「おいおい、プロの漫画家が手塚賞に応募かよ」って。

板橋しゅうほうをまとめ読みしたら、「ゆうきまさみと板橋しゅうほう」とか「荒木飛呂彦と板橋しゅうほう」とか「大友克洋と板橋しゅうほう」なんてのを論じてみたくなっちまったよ。どういう視点で論じられると思ったのかは、みんな勝手に想像してくれ!(難易度低過ぎだ/笑)

それにしても、当時の双葉社アクション系の編集は優れていたのだなあ。

ヒッキー2 01/08/15
プライベートでショッキングなコトがあって、とりあえず仕事に逃避。

There's an Idiot Goin' on 01/08/17
芥川龍之介がSLYを聴ひて、太川陽介もSLYを聴ひて、お唄が上手ねとほざいたとゐふ。Family Affairが心に滲む。2年に1回ぐらいはかういふ心境になりますね。

レースに首ったけ 01/08/19
おととい突然思い立って、今日レースに参戦してきたよ。テクノプロ・スピリッツ主催の、日光サマーフェスティバルだ。

参戦クラスはミッドシップクラス。どうせSWばかりだろうと思ったらさにあらず、ZZW30、つまりMR−Sが自分も含めて3台。おまけに、走行会クラスにもMR−Sが来ていたり、その方々の仲間がMR−Sで観戦に来ていたりと、なんだかサーキットに突然吹き荒れたMR−Sフィーバー(←そりゃ言い過ぎだ・笑)。過去に、MR−Sをサーキットで見たのは僅か2台だったので、ちょっとウキウキ。

予選は2位。といっても1位はSWのターボだから、MR−Sクラスではそんなクラスはないっ!実質1位。

ところが、だ。
3台ともほとんどタイム差がないので、レース中はほぼ全域テールトゥノーズ。ミラーを見ると、すべてのコーナーの入口出口ストレートで、MR−Sがいっぱいに映ってる。おーまいがっ!

タイムは狙わず、抜かれないように抜かれないように、縁石を踏んでアウトに出て……そんなイメージで走っていたのだが、ついにプレッシャーに負けてキレてしまい、6コーナーでミスってしまった。ブレーキが足りなくて、クリップを過ぎてもブレーキから足が離せず、無理にこじってヨーが残って立ち上がりのスピードが乗らず……刺されました。ええ刺されましたとも。「差された」というより「刺された」ってカンジ。古の巨摩グンの昔より、やっぱりウサギの方が不利なんだよなあ…俺も「かめっ!」とか言いながら前車をパスしたかったよ…。

結局、決勝は3位。MR−Sクラスではだからそんなクラスはないっ!実質2位。他の出場車が、ちゃんと足回りもいじったクルマだったから、そういうクルマをノーマルに毛が生えたクルマでチギったら、さぞかしカッコイイだろうなあ、なんて思っていたんけど……ま、負けちゃしょうがないね。レースだし。言い訳する前に、クルマを仕上げなくっちゃ。

教訓:レースは精神力(とタイヤ)

ちなみに、師匠によれば、プレッシャーに打ち勝つ精神力を付けるためには
GT3でゴーストと戦うことです! マジ
だそうな。

上々颱風 01/08/23
台風が来ると、ウキウキするねー。そして上陸しようものなら、もうドキドキもの。一日中、外を見ていても見飽きないかも。

もともと内陸の長野県出身なんで、大きな台風ってのは物心ついてから1回ぐらいしかない。それも、大学生の頃。軽井沢の別荘地の樹木(シラカンバとか、ね)が、軒並みナナメになってしまった覚えがある。おばさんの別荘が、倒れた樹木で大変なコトになって、チェーンソー持って救出に行ったりもしたなあ。あの一帯のナナメった樹木、いつの間にか真っ直ぐになってしまったけど、どうしてなんだろ?

トミーカイラZZ
ZZ

ダブルゼータ 01/08/23
スーパーオートバックス三鷹店に行ったら、偶然、トミーカイラの試乗会をやっていた。もちろん、マイスイートハートZZも試乗可能! ホントは予約制とのコトだったが、なぜかガラ空きだったために、ソッコー乗らせてもらうコトにしたよ。超ラッキー!

座った感じはスパルタン。サーボ無しのブレーキに、岩を踏むような強化クラッチ、ガキゴキと決まるスティックシフト、単なるトグルスイッチのターンシグナル――あらためて、いつも自分は乗用車に乗ってるんだなあと実感。
不満な点は、フロントウィンドウがチョップト(高さが低い)なので、頭が大幅にハミ出るコト。屋根が付いてたら、頭がつかえるんだろうなあ。これじゃ、買ったらすぐにローポジションのシートレールを作らなきゃ――っておい、もう買ったトキのコト考えてるんか?>オレ(笑)

710kgの軽量ボディに、載せてるエンジンはSR20DE。つまりNAのシルビアとかのエンジンだ。しかもキャブ仕様。FCRの4連キャブで燃料を供給している。しばらくバイクに遠ざかっていたコトもあって、暖気無しキャブ車でアクセルを不用意にあおってカブっちゃう感じを久しぶりに味わった(汗)。つーか、いきなりつんのめった(笑)。あー遺憾。

走り出して、いきなりわかる鋼鉄のような剛性感。前に乗ったエリーゼよりも、S2000よりも、剛性感は強いような気がする。これでオープンなんだから、ねえ……。これまた、MR−Sの乗用車性を強く意識するハメに。

8000回転まで回せますと言われたけれど、さすがに慣れていない試乗車で、しかも休日の東八道路で回せるワケもなし。これが筑波サーキットとかだったら別だったんだろうけど…ま、そのトキにゃ別の心配も生まれてくるんだが(わはは)。――とは言え、オービスとか発見して、結構スリリング(笑)。

これで、筑波なら1分4秒ぐらいで走っちゃうんだそうな(脇坂寿一選手の運転)。オーナーさんでは、1分7秒ぐらいで走るヒトがいるんだとか。ああ、今やってる仕事で印税がタップリ入ったら、買いたいねえ……タイヤサイズもほとんど一緒だしねえ――なんて思ってたら、生産中止なんだって(泣)。うーん、悲しいねえ…。

後ろ髪ひかれつつ、自分のMR−Sに乗り換えたら、クラッチとブレーキがフニュフニュしてて、すごく悲しかった。

ところで、TVアニメのワンピース、オープニングがむちゃむちゃカッコイイねえ。ああいうの作りたいねえ。

かめっ! 01/08/28
Yahoo!オークションで、不動バイクを落札しちゃったよ。

どうせ、定番の燃料まわり電気まわりをちゃんとしてやれば、エンジンは回るだろう――なんてアマい考えを持っているが、ハテサテふふん?
まとりあえず、腐ったガスを抜きがてらヒビ割れたホース類を交換して、さらにバッテリーも交換したろう。これでエンジンが回れば儲けモノもうケモノ。油脂類を全とっかえした後に、ご近所メイワクなぐらいブン回して(たぶん黒煙が出るだろう)、あとはケミカル類の過剰投与で水増し請求。古いエンジンにケミカルはむちゃくちゃキくからね。
エンジンが生きてれば、あとはチョボチョボ走りながら、気が付いたトコをどうにかしてけば(ブレーキワイヤーとかプラグとかチェーンとか電球とか――えーと、あとは何があったっけ?)通勤1号の大完成。

火曜日納車。早く来ないかねー。
(続報を待て!)


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