Open Car Army
オープンカー軍団のWEBサイト


オープンカー軍団/報告書/(1998/05)

GWか。もう。 98/05/02 (土)
遅く目覚めてTVを見ていたら、フジテレビ「FNS春の祭典」の再放送をやっていた。
相変わらず中居ってヤなヤツだなあ、なぞと思いながら見ていたら、中居の「僕らはみんな生きている」というクイズバラエティ内の「スーパーおやつKIDS」というコーナーを使ったクイズをやっていた。
このコーナーをカンタンに説明すると、子供の兄弟3組が、動物(今回はラクダ)におやつを与えつつ、ラクダの首についているメダルを取るのに挑戦する、というモノだ。
そこで、我が目を疑うような光景が。
とある双子の兄弟(7歳)が、オヤツだけ取られてラクダに逃げられちゃったんで、どうにかラクダの気を惹こうと…
…なななんと、2人揃ってクラッシュ・ダンスをやっているじゃあないの!
いやあ、GW初日にいいモノ見た。では、これからまずは仙台へ。May the force be with me!

連休紀行 98/05/04 (月)
5月4日(月)「東北道佐野SA17:58」

遅まきながら、「伊集院大介の帰還」を読了……してみたら、やっぱり2度目だった(汗)。
途中まで読んだのか、それとも最後まで読んだのかを忘れてしまっていたので、それならいっそ、とアタマから読み直したのだけれど……2度目でも面白かったのだから、よしとしよう。
最後のドンデン返しまで忘れきっていたほどだから、面白いのは当然といえば当然なのだが、自分の記憶力が当てにならないコトも証明されてしまったのだから良し悪しか(汗)。
それにしても、ファンタジー以外の栗本薫は、やはり肌に合うなあ。
次は、「怒りをこめてふりかえれ」だ。
と、打っている今は夕方の6時。昨日の昼に仙台を出発したのに、まだ東北自動車道の上にいるのはなぜだ。

てゆーか、幌を開けっぱにしながら日向ぼっことしゃれこむつもりが、曇天なので寒くてたまらぬ。
今日は、2回も温泉に入ったのに、もうすっかりカラダが冷えてしまったよ。もう1回高速道路を降りて、どこかの温泉につかりに行こうかねえ。むちゃくちゃ混んでいるから、昼間は東京に近づきたくないし……。

なので、もうしばらくフラフラするコトに決定。
次はどこの温泉に行こうかなあ。売店で「マップル・栃木」を買ってこよっと。
5月4日(月)「東北道佐野SA21:15。あるいは『自分のスタイルを変える瞬間』」

本日2回目の日記。実は、まだ東北道にいるのです(李さん一家っぽいね)。
しかも、前の日記を書いてから、すぐさま「怒りをこめてふりかえれ」を読み始め、
今まさに読み了えてしまったトコロなのです。
ああ。
温泉に行くのではなかったのか>自分

本自体は面白かったから、良し。てゆーか、面白かったからヤメらんなかったんだけどね。
いやホント、ファンタジー以外の栗本薫は、やはり肌に合うねえ。
ただし自分にとっては、ヒロインが特定の個人を思い出させてしまい、
あまり好感を持てなかったのが、難と言えば難だけど。ま、それも良し。
さて、日頃から「車社会と地球環境の共存」について、人一倍気にかけている私ではありますが、今、自分のスタイル――無駄なアイドリングはしない――を崩さざるを得ない状況であります。
個人的に、移動と官能に結びつかない個人のガソリン消費はNGだと思っているのですが、これからやろうとしているのは、そのどちらにも関係ないコトなのです。
具体的に言うと「明かりを点けて本を読んでいたら、バッテリーがヤバくなってきた」なのです。
普段から、車内で寝るトキはアイドリングをせずに(暖房をかけずに)過ごす、を金科玉条とし、今も、外気温7度の中、毛布一枚で(言うまでもないコトだけど、屋根は開けっ放し)本を読んでいたのですが、
思わぬトコロに落とし穴。ちょっとの間、アイドリングでバッテリーを回復させざるを得ません。

すまん、地球。

脇を通る兄ちゃん・おねーちゃんに「寒そ〜」だとか「オープンカーだ〜いいな〜」だとか、子供に「かっこいー」だとか、おばちゃんに「あらまあ」だとか言われて、いい気になっていたツケか?

ウチの兄弟ってば 98/05/07 (木) 09:10
ウェストヴァージニアのド田舎から末弟が一時帰国したとの連絡があった。
なんでも、今週、大学の卒業式があり、今後の進路を相談しに来たのだとか。
若いねえ、キミ。

ウチは男4人兄弟で、自分は次男。
なので世間では逆若草物語(笑)と呼ばれていた……ってのは作り噺じゃなくホントの話。
彼は11も♪歳の離れた弟よ〜、なのである(でも隠し子じゃないよ)。
兄貴は2学年上で、吉Pさんと誕生日が1日違い。上と下では、一回り違うのだ。
ちなみに、ウチの兄弟は、下に行くほど社会性が増し、上に行くほど独創性が増しているのだそうな。
たしかに、家を継いでいるのは三男で、長男は今日も歌舞伎町で傾いた(かぶいた)暮らしをしている。
そして次男もまた、今日も赤坂の王子ビルで傾いた暮らしを……てゆーか、昨日まで高速上を放浪してたり。
社会性の点では、その指摘は正しいといえよう(汗)。

おっと、携帯でトトロが鳴いている(謎)。どうやら、弟が渋谷に着いたようだ。
急いで行って、メシをごちそうしてやらねば。

ところで、ウチの兄弟の中では、自分がいちばん少食です。
これマジだよ。

ウチの兄弟ってば(2) 98/05/08 (金)
夕方メシを食うハズだった弟とは、結局23時の渋谷駅で出会えたのであった。
しかも弟は彼女と一緒で「ねー、送ってあげてよ」っておい、オレのクルマは2人乗りだぜよ。

そして弟、「ねー、おなかすいたよー」っておい、今からか?
まあ、夕飯を一緒に食べるつもりでいたから、オレもお腹は空いている。
でも遠くに行くのはイヤなんで、近場の駒沢公園に出ている屋台に行くことに。
おや、雨がパラついてきた。でも当然ホロは開けたまま。

いきつけの駒沢公園屋台でメシを食い、家に帰るなり、また弟が何か言いたげだ。
すわ、またぞろムチャ言うんかこいつ!?
「ねー、眠いから寝るよオレ」と言うが早いか、ベッドを占領してぐーすかぴー。
っておい、オレは床で寝なきゃならんのかよ……。

いやあ、若いっていいねえ(苦笑)。
イヤ、やってるコトはオレも変わらんのだが……。
(ちなみにオレの場合は「若い」ではなく「わ゛かい」のかも(泣))

引っ越し計画着想 98/05/13 (水)
引っ越したい。引っ越したい。引っ越したい。
今より広けりゃ、そんなにデカいトコじゃなくてもいい。
本棚が5つとCDラックと、ソファーが置けりゃ、それでいい。
今より駅から近けりゃ、そんなに都心じゃなくてもいい。
歩いて20分もかかる場所じゃなけりゃ、それでいい。

でも駐車場は2台欲しい。そのウチ1台は屋根付きがいい。
「水浸しで修理費36万」に比べたら、少々割高になってもいい。
そして近くに公園がほしい。天気のいい日に飲みながら読書できるトコがいい。
駒沢公園なみ、とは言わないけれど、まとまった緑がほしい。
できれば巨木も何本か。ついでに屋台のラーメン屋。

例によって、 http://www5.rnet.or.jp/FR/index-j.html (ふぉれんと)で部屋探し。
たったこれだけの条件なのに、見つからないこと! 高いこと!
やっぱり、東京は住むトコじゃないの?

こうなったら、思い切って郊外に引っ越そうかなあ。
江ノ島とか鎌倉とか……。

電撃引っ越し契約作戦 98/05/19 (火)
というワケで、速攻で決めちゃったよ、引っ越し先。
井の頭線永福町徒歩12分(今の徒歩20分に比べたら、そりゃもう)。
2LDKメゾネット(今のワンルームに比べて倍広くて、そりゃもう)。
1Fが駐車場で、クルマ2台+タイヤも置ける(当然屋根も有って、そりゃもう)。
近くにデカい公園もある(地図に載るようなデカい池と、まとまった緑があって、そりゃもう)。
なのに、月々の賃料は現在+3万増し。
なんだ、探せばあるじゃん。

問題は、敷金礼金手数料。銀行残高0になっちゃうよ(泣)。
なので、とりあえずMRスパイダー改造計画は中断。
LSDだけ付けよっかな。
とにかく、今までワンルームにしか住んだことのない人間なんで、一人でこんな広い部屋に住んでいいものか? とドギマギ中。
ソファー置いて本棚置いて……あとのスペースどうしよう。
契約の都合上、6月後半〜7月前半は、今の部屋と新しい部屋の2重生活になるので、新しい部屋にはおいおい荷物を移していこうかなあ、と思案中。

ちなみに、クルマは今のトコで登録してから持っていく予定。
だって、そうしなきゃ「品川・600」にならない、もんね。

鶴見六百の由来 98/05/20 (水)
知る人ぞ知る、「鶴見六百」の由来。

横浜の鶴見に住んでいた時代、電話番号が「045−506−0600」だった。
個人としては珍しい番号なのだけれど、驚くなかれ、電話を申し込む際に

NTT「『0600』と『0800』の2つから選べますが、どうしますか?」

と、実は言われていたのであった。出血大サービスだね。
局番が「506」なので、使うボタンが少ないという単純な理由で「0600」を選んだのだけど、もしあの時、「0800」を選んでいたら、今ごろ自分は「鶴見八百」だったのかも。

正直者の自分としては、今の八百にしなくて正解だったといえよう。うむ。
ちなみに、横浜ベイブリッジの事務所の電話番号が、「045−506−0500」。
当時は、間違い電話が頻繁にかかってきたものだ。

例えば、夜中に突然、泣き声まじりで
「すいません、出れないんですけど!(涙)」
なんて電話がかかってきたんで、
恐くて、すぐにガチャンと切っちゃったり、とか、

昼間に
「長津田第二小学校ですが、見学の日程が変わりました……」
という間違い電話に対して
「はい、確かに承りました」
なんて、ウソの応答をしちゃったり、とか。

やっぱり、「八百」の方が似合いだったのかも(笑)。

ヤバ 98/05/21 (木)
最近、アタマが沸いちゃってるカンジがする。すごく。

とにかく言動がおかしい。

え? 「いつも」だって?

いつもよりヒドいんだよ。

自分でわかるレベルなほど沸いちゃってるんで、
他人からしてみりゃ、もっとイっちゃってるんだろうなあ。

また躁鬱なんかなあ。春だし。

しやわせ 98/05/22 (金)
最近、天気が良いやね。

天気が良くて、
でも暑すぎなくて、
道が空いてて、
おいしく食事ができて、
面白い本をウトウトしながら読む。

それさえできれば、
いつでも、しやわせ。

なんて単純な人生。
でも、いいのだ。

箱根 98/05/24 (日)
5月24日(日) 午前5時10分

ほんの1時間前は、歌舞伎町のショットバーでバカ話に興じていた。
でも今は、富士山が見える駐車場で、箱根ターンパイクが5時半に開くのを待っている。
自分の他は、緑のMG−Bと黄色のSLK。
(自分のは赤いから、並べるとまるで信号機だね。へへ)
他にもクルマが居たような気もするけれど、オープン以外は視野に入らなかった。
緑のMG−Bに乗っているのは、やはり幌を下ろしている粋なオヤジだ。
サンバイザーに白髪という出で立ち。温厚そうに見える。
(ちょっと話しかけてみたいナ)
例によって、缶コーヒー片手に声をかける。
(この「儀式」は、何の故事に由来してるんだろう?)

「古いクルマなのに、ずいぶんキレイにしてますねえ」
「ありがとう。でも海が近いから、サビが出ちゃってね」見ると、湘南ナンバーだ。
「雨漏りだったら負けませんよ。この間なんか、助手席が水浸しになっちゃって――」
話は弾み始める。
ふと、黄色いSLKを見る。幌さえ下ろしてない。
(我々オープンカー信号機トリオの連帯をなんだと思ってるんだ!)
幌を下ろしてないのもむべなるかな、よおく見ると、女連れだ。
ターンパイクの通行止めが解除された。
MG−Bのオヤジとは、発進間際に手を振り合って別れる。
「それでは!」打ち合わせたワケでもないのに、2人の声が重なった。
(サンバイザーの下で微笑んでいるな、きっと)
こちらも微笑みながら、アクセルをベタ踏み。パワーが腰に来る。
延髄から腰まで、一瞬、気が流れた。

E3雑記 98/05/29 (金)
E3のためにアトランタに来ている。
また去年のように、東京の真夏なみの蒸し暑さか!と思っていたら、今年は天気が悪く頻繁に雨が降るため、去年よりはるかに過ごしやすい。ラッキー。
さすがにアトランタの猛暑には来場者の不満が多かったらしく、当初の予定(アトランタで10年間)を変更し、来年からはLAで行うことにしたそうな。よかったよかった。

さて、E3のお楽しみといえば、PSのパーティ。今年はとにかく、花火がすごかった。
ぽんぽん、ぽぽん、ぽんぽぽん。
集英社の野村氏に「清水さんは和服でくるべきだよなあ」と言われ、ぽんと膝を打つ。確かにそうだ。
今年の「パラッパラッパー新年会@赤坂ブリッツ」(あの大雪の日だ)に和服で行って以来、いろいろなヒトに「清水さんは和服じゃなきゃ」「清水さんは和服の方が」「清水、和服じゃないから帰れ」
と言われ続けているのだ(「帰れ」はないよなあ(泣))。
確かに、蒸し暑いこの気候には、着流しがピッタリだ。
よおし、来年はゆかたを新調して、殴り込んだろうかい!
……と思ったら、来年はLAなんだよね。ちえっ
パーティと言えば、ヒトと会うための場。
学生時代以来の付き合いである、ナムコの柘植さん(この方は、どのパーティにも必ず顔を出すヒト)と喋っていたら、いろいろなヒトに紹介されるコト紹介されるコト。日本人外人おかまいナシってカンジだ。
クロノアの担当者(元テクモ)に、「いやあクラッシュさんには潰されましたよ」なんて言われたり。
……って、潰してないっちゅーの(汗)。
元セガの怪しいアメリカ人を紹介されたり。
……って、元から知り合いだっちゅーの(汗)。
フランス系カナダ人の娘と話が盛り上がって、「今度ごはんでも食べましょ」なんて電話番号もらったり。
……って、カリフォルニア在住じゃないかキミ。どーしろっちゅーねん(怒)。
(いや、なんとかなるかも(笑))
中でも、10年ぶりに会った漫画家の鈴木みそ氏とは、話が弾んで面白かった。お互い、10年前には「ナムコゲーム大会」で、別々の出版社代表者として争った関係なので、ひとしきり昔話に花が咲く。
そこに、鉄拳のプログラマーなどが合流して、場は暴露話で白熱してきた。
いわく「鉄拳のマスターはいつ上がった」「テクモの社長は昔、馬にエサをやるバイトをしていた」「セガのサクラ2のマスターが***」(自分はSCEではなくセガの暴露をしているあたりがセコい)。
そうした中で、鈴木みそ氏がポツリと呟いた。

「これってネタになるなあ。描いちゃおうかなあ」

ヤバい話で盛り上がっていた場は、突然、大パニックに。
やめてくれー。描かないでくれー。
戻ってからは、ホテルのスポーツバーでくつろぐ。
広いバーでは、なぜかカラヲケをやっている。元々がお祭り好きのアメリカ人、場内は大盛り上がり大会だ。
一人、うまいデブッチョがマーヴィン・ゲイを高らかに歌い上げている。
さすがショービズの国、シロウトなのにレベルが高い。
ホントは「日本語禁止カラヲケ」主宰の身としては、ここに乱入したいトコロだが、さすがに敷居が高い。

と思っていたら、下手なヤツが「エリナー・リグビー(ビートルズ)」を、ポール・マッカートニーが聞いたら卒倒しそうなほど調子っぱずれに歌っている。
「あ、これならオレにもできるかも。てゆーかオレに歌わせろ」
そう思ったら、もう止まらない。
曲集を手繰り、リクエストカードを貰い、曲名を書き込む。その間わずか1ミリ秒。
歌った曲は「スリラー(マイケル・ジャクソン)」。
割と得意な曲なんで、なかなかイイカンジに歌えたかな、と思ったら、さっきのデブッチョが近づいてきて、右手を差し出した。
オレは、迷わず自分の右手を彼の右手に叩きつけた。デブッチョはニヤリと笑っている。
ああ、やっぱり歌ってよかった。
歌い終えた後、ノーティドッグのジェイソン・ルビンの彼女が、こう聞いてきた。
「あなた、マイケルのゲーム作ったんでしょ。その時に覚えたの?」
「そうだよ。マイケルがオレに教えてくれたんだよ」
「すごーい!」
……っておいおい、ウソに決まってるじゃん。信じるなよお(笑)。

サンタモニカに来て来て 98/05/31 (日)
サンタモニカに到着。
サンタモニカに移転したノーティドッグを訪問するために、初めてサンタモニカに宿を取ったのだ。
ZZZzzz
眠い。
ZZZzzz
食事中に、寝てしまった。
ZZZzzz
なので、詳しいコトは、また今度書くことにする。


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