Open Car Army
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オープンカー軍団/報告書/(1998/12)

浮気ではなく 98/12/09 (水) 10:06
先日、大井貴之さんのドライヴィングスクールに行って以来、とんでもない迷いが心の裡にモヤモヤと芽生え始めている。
ていうか、ここのところずーっとモヤモヤしていたモノが、ドライヴィングスクール以後、形になってきた、という方が正解かも。

それは……

「MRスパイダー売って、別のクルマに乗り換えちゃおうか」
(まだ買って半年も経ってないのに!?)

自分がクルマに対して何を求めているのかが、最近になってようやっと解り始めたような気がするのだ。

この件については、これから深く掘り下げていこう。
もしかしたら、MRスパイダーの延長線上に答えがあるのかもしれないし、
MRスパイダーの先には答えがないコトがわかって、別のクルマにするかもしれないし。
ところで、「大井貴之さんのドライヴィングスクール」というのは、オレらの世代のクルマ好きにとっては「ベストモータリングの大井ちゃん」で通じる、あの、大井貴之さんのドライヴィングスクールのことだ……って、全然説明になってないな、こりゃ(汗)。もちろん、わかるヒトにはわかるだろうけど、わかんないヒトにはわかんないよね。でも話を進めるよ。
まあなんにしろ、ひょんなコトから大井さんのドライヴィングスクールを受けに、12月5日、谷田部に行ったのだ。ちなみに谷田部というのは、いわゆる「谷田部最高速」の谷田部なんだけど、これまた、わかるヒトだけにわかる話。すまんね。

カリキュラムは「高速スラローム」。いわゆる「アクセルで曲がる」って感覚をつかむために、ひたすらパイロンスラロームを繰り返すというモノ。自動二輪の試験を受けたコトのあるヒトだったらわかるかなあ。わかんないヒトは、単に「キチンとした蛇行(←なんじゃそりゃ)」だと思ってください。
当日は、雨。いわゆるウェットコンディション。もちろん路面は滑りやすくなる。

で、盛大に滑るのだわ、ウチのMRスパイダーは。

しかも、その滑り方たるや、予兆も何も無しに、いきなり「ズズズ〜〜ッ、キュルキュル〜〜」とスピン。幅100メートルの試験路だから良いけれど、これが箱根の2車線道路だったら……と思うと、キモが冷えまする。
今回は持っていかなかったけど、もう1台のRX−7はといえば、「ズ(ヤバい?)、ズズ〜(ヤバヤバ?)、ズズズズ〜キュキュ〜(あ、マジでヤバい)」と、予測させてくれるような滑り方なんで、安心と言えば安心。
いや、両方とも、公道ではメッタに出さないような速度域での話だから、普通にドライヴするだけじゃあ問題にはなりゃしない。

――でも、「普通にドライヴ」以上のモノを求めて買ったんだよねえ、このMRスパイダーは。
それにしても、大井さんはすごい。おそらく初めて乗ったであろうMRスパイダーを、何の苦もなく「ズルズルー、ズルズルー」と右へ左へと滑らせ、ほとんど横にしたまま走らせてる。なんじゃそりゃ。やはりプロドライヴァー、何かが違う。

運転ってのは「反射神経」ではなく「経験と判断」だとよく謂われるが、このままMRスパイダーで走り続けていって、大井さんのような経験が積めるんだろうか? それとも、スウィートスポットが狭いから、経験を積む前にクルマをダメにしてしまうのだろうか?(やべえ、そっちの方が確率高そう(泣))。

なんにしろ、もう少し腕が上がらないと、そのあたりの判断もつきかねる。もう少し走り込んでから判断するコトにしよう……と、問題を先送りにする日本人なワタシであった(笑)。

ワールドホビーフェア@大阪ドーム 98/12/13 (日) 00:56
のぞみに乗って、大阪ドームに行ってきたよ。

ソニックアドヴェンチャーと、マリオパーティと、もう1コ64のゲーム(マリオブラザーズのリメイクみたいなの)を、さんざんやってきたよ。
おはガールのステージも見てきたよ。
梅田で、でっかい観覧車のあるデパートにも行ってきたよ。
あと、同じく梅田のキディランドで、クラッシュのコーナーがあるのも見てきたよ。
心斎橋でうまいメシも食ってきたよ。
関西風スキヤキ。
あーんど、かむくらのラーメン(でも、時節柄、白菜の量が少なかったような……)。
ゲーセンで、みんなと一緒に、イヤってほどゲームもしてきたよ。


――疲れました。ええ。

キモチヨヰ ト イフコト 98/12/14 (月) 12:28
オレらの住む、トーキョー。
はっきり言えば、移動のためのクルマなんて、東京では所有する必要はないんだと思う。もしかしたら、毎日タクシー三昧で暮らしたとしても、そして遠出をする
トキだけレンタカーを借りたとしても、クルマを所有するよりはコストがかからないんじゃないかとすら思う。

じゃあなんで、高い金をかけてクルマを所有するのか?(しかも2台も)
そりゃもちろん、「just for fun」楽しいからに決まってる。趣味なんだ。
でも、趣味性の観点から言えば、東京でクルマ趣味を楽しむなんてのは、愚の骨頂かもしれない。

たとえばサンタモニカは、クルマを走らせるための(個人的な)ベストプレイスだと思っている。昼間から湿気少なく渋滞も少ない海沿いの道なんて、日本の都心部では望むべくもないからだ。
そう、JasonのフェラーリF355がうらやましいのは、F355がうらやましいのではなく(いや、そりゃちょっとはうらやましいけどさ)、道路環境・住環境・気候まで考慮に入れた場合に、受ける快感量が全く月とスッポンだからなんだ。ワザワザ特別な場所に行かなくても、日常の移動でさえキモチ良い。これは、ちょっとズルいよね。

では、そういった「劣った場所」で趣味性を高めるためにはどうするか。
――いろんなモノをあきらめて「尖鋭化」に走るしかないでしょやっぱり。
尖鋭化――

――たとえば、暴走族の兄ちゃんなんてのは、わかりやすいやね。クルマが本質的に持つ反社会性(いや「非人間性」の方が正しいか?)に特化してる。
……とまあ、ここまで書いて、次は「オープンカーに乗るコトを尖鋭化させるコトの意義」について論じていこうかと思ったけど、残念ながら「タイムアップ、だめだめ、だめ〜!(頭のおかしい臼田先生の口癖(謎))」なので、これについてはまた今度。


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