コメント: 「頑張れCERO!」のコト

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僕はCEROが規制に走れなかったのは仕方がなかったと思っていますよ。
特にゲームが犯罪を誘発している根拠はありません。アメリカではこの手の裁判で、ゲームが与える影響について研究されているらしいですが、いまだに悪影響を証明できずにいます。しかも少年犯罪は増加も凶悪化もしていないのですから。
これではいくらCEROが年齢規制を訴えてもメーカーと小売店を説得するのは難しかったでしょう。

私はメーカーが取るべき態度は自主規制ではなく、はっきりとした証拠を突きつけ、戦うべきだったと思います。今業界にそんな余裕がないのかも知れませんが、マスコミのゲームたたきを止めないと取り返しがつかなくなりそうな気がしてならないのです・・・。

私ははっきり言いますが、業界に勝ち目はあると思いますよ。単にマスコミがゲーム=悪を演出したいだけで、一般の人はどうでもいいとおもっているんですから。

現に神奈川県知事のブログにゲーム規制に関するヤジが飛んでいますが、ほとんど規制反対を非難する声が上がらない。

CEROの1番の問題点は、レーティングの審査をした後、
販売店に丸投げの点です。
法的な規制がないため、18歳以上推奨のソフトを小学生に販売しても問題がありません。
あくまでもレーティングは購入者への指針に過ぎないため、行政が動き出した事に対しては有難い事だと実際にお客様と向き合う店側の人間の私の感想です。
店側では別に規制があるならそれなりの対応をするので特に問題はありません(準備等大変ですが)。
困るのはメーカー側の方だけだと思います。
結局自主規制という曖昧な規制が1番の問題なのでは?
ゲームの進化によって、映像とゲームの境目が無くなりつつあります。そろそろゲーム業界もきちんとした規制を作り社会的責務を果たす時期なのかもしれませんね。
この問題は勝つ負けるといったレベルの問題ではなく、これから絶対に避けては通れない事ですから。

それと現段階でCEROには成人指定の分野ありません。
ですから、厳密には成人向けというゲームは審査を通らないようです。あくまでも○○才以上"推奨"ですから。
私個人の意見ですが、きちんとレーティングがされ、販売の規制が確実に出来るのであれば、成人指定ソフトを認めても良いのではないかと思います。
CEROの審査基準の為泣く泣く削除した表現を生かす為には、これから必要となってくると思うのですが。

コメントありがとうございます。

コメント欄で返答しようとも考えたのですが、ちと思うところがあって、別エントリーとしました。ご覧下さいな。

 TBありがとう。
ゲームはやった事の無いおじさん(私)には、とても勉強になります。初めて聞く言葉が多く難解ですが・・・

TBは1本削除しておきました。 

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