コメント: 「ゲーム性」を退化させる国家の策謀のコト

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 わかりますねぇ。実際、ゲームセンターのパチンココーナーはどこも大入り満員です。しかも、設定が緩い(普通設定が5か6というパチンコ店では絶対に行なわない設定)かつ料金が安い(メダル購入レートはパチンコ屋の8分の1)ので、3000円もあれば、一勝負可能。もはや一般庶民はそこでしか遊べないですね。

いや、パチンコ業界側も「娯楽」にしたいとは思ってないでしょう。勿論「ギャンブル」にもしたくない。現在の位置付けが一番都合の良い状態なんですよ。娯楽の名の下に大金を搾り取り、かといって賭博税を払うこともなく、ガンガン出店出来る今の状態がね。

「パチスロは「5号機」という、マイルドな波の(大負け/大勝ちしない)規格に移行しつつある。

アホか。」と
「パチにかかる金額を「レジャー」の範疇に収めればよいのだ。貸し玉/貸しメダル料金を10分の1程度にすれば」が書いてあるんですけどニャ。
 矛盾してると思うのは気のせいかニャ?

↑矛盾してないでしょ?
頭の悪いコメントは削除されちゃいますよ?www

矛盾していないと思いますが?

5号機と、貸玉料金を下げた4.7号機とを比較した時、
たとえ金額ベースでの入出力が同じだとしても、
両者の「射幸性(ゲーム性)」は明らかに違っていて、
4.7号機の方が「面白い」。

なら、せっかく進化したゲーム性を制限するんじゃなく、
貸玉料金を下げる方が、健全で良いんじゃないか?

という論なのですが…。

 金額の入出力が同じなのに矛盾してないと言うのは射幸性が高い=面白いという考えが理由ですニャ。金額が同じだと結局20万勝てると思いますがそれはまあいいニャ。
 スロットの北斗の拳と言うのがあったニャ。これは別に射幸性が高い(大勝ち/大負けする)仕様じゃなかったニャ。でも人気があったと言うのは面白かったと言う事では無いのかニャ?
 また射幸性が高い=ゲーム的だとするとライトファンは格ゲー対戦台と似た状況で「ヘビーファンにほぼ勝てない」のでそれを面白いと思う人はあまり居ない(一部居るが)、っていうかそ-ゆー状況を打破するのが目的なはずニャ。
 実際はパチプロですら負ける事もある状態ですけどニャ。

まずProf. Alphaさんの認識では「北斗の拳の射幸性は高くない」というコトのようですが、これはProf. Alphaさんの印象にすぎないですね。印象の正否を議論してもしょうがないので、知り合いの店舗の「コイン単価」を比べてみますと、北斗は5号機の2倍近くあります(ありました)。大まかに云って、2倍ぐらいアツくなって投資している方々が多いワケです。これからすると、北斗は射幸性が(比較的)高いと云ってもいいでしょう。確かにもっとコイン単価の高い機種(ミリオンゴッドとか)もありましたが、今回の比較対象はあくまで対5号機なので。
で、射幸性は金額の多寡と正の相関をみせますが、とはいえ、金額を減らしても射幸性をあまり損なわない仕組みが、4.*号機では進化してきたと、鶴見はみています(それ故、ここ十数年で貸玉料金はそれほど上昇していないのに、売上げと依存度は上がったワケですね)。その進化した内実こそが、鶴見が「射幸性(ゲーム性)」と呼ぶモノです。厳密に云うと「射幸性」と「ゲーム性」は微妙に違うモノだと鶴見は捉えているのですが、まあ今回のエントリーでは一緒くたにしても問題ない主旨だったので、こうしました。「パチのゲーム性」については次エントリーで書こうと思っていますが、いわゆるビデオゲームのゲーム性とはちょっと違う――でも脳内では同じような効果をもたらすので「ゲーム性」と呼称しますが――モノだと考えています。「ゲーム性」=「仮想的な(お金があまり動かなくても起きうる)射幸心(の一部)」というコトで、それ故、ゲームセンターに置かれたパチスロ機が、お金を賭けるワケでもないのに好稼動だと。
その辺りを踏まえずに「射幸性が高い=ゲーム的→ヘビーファンにほぼ勝てない」というのは、パチンコ/パチスロのゲーム性を無視した、早急な推論ですね。今回の鶴見のエントリーを元に、そこまで飛躍は出来ないはずです。

ちなみに、Prof. Alphaさんの書き込みは、語尾の「ニャ」のせいで論旨が非ッ常~に読みづらいので、もしかしたら鶴見が誤読している可能性もあります。その場合はご容赦を。

はじめまして。
エントリの内容で気になった事がありましたので、コメントを登校させていただきます。
警察庁からのパチスロやパチンコの貸出金額は「ぱちんこ1玉4円メダル1枚20円を上限とする」という規制があるのみです(地方・所轄によって別途規制がある地域もあります)。ですから、現行法でも鶴見氏の主張どおりの営業をホールが行う事は出来ますし、実際に貸し出し単価がメダル1枚10円のホールも既に存在しています。
また、5号機の規制については、P/O率の幅を規制する事により、ホールが抜ける率を減らすことが主眼ではないのか、という見方もあります。設定1を入れようが6を入れようが、完全確立制であればお客へのリターンの期待値は常に一定の水準に収める事が可能なのではないか?というアプローチですね。
4.x号機の場合は、ホールが出球を演出しやすく、いくらでもメダル単価を上げることが可能でしたから。それでもお客のヒキによって思わぬ枚数が出ることも(その逆も)あったわけですけど。
パチンコ業界の構造的な問題は、P/O(コミッション)をホールが自在にコントロールできるという点にあります。そして、P/Oの調整を1台毎に独立して行わなければならないという。
これが、カジノスロットのプログレッシブタイプのように、ホール毎(シマ毎)にP/Oを設定し、法で定められたP/Oの下限をホールが守らなければならないとなれば、優れたゲーム性を持ったパチスロの出現も可能だと思いますし、業界も健全化せざるを得ないでしょう。
そういったマシンを8号営業でフィールドテストするような環境になれば、8号営業にも7号営業にも得るものがあるのではと思います。長文失礼いたしました。

おや、「ゲームセンターに明日はあるの?」の林田さんですね。たまに読ませてもらっております。

ホールの独自判断によって貸玉料を変更出来るコトは、もちろん知っています。貸玉料メダル10円のホールがあるコトも。去年ぐらいでしたか、パチンコ業界紙で「7.5号営業(もちろん風適法の区分ですが…釈迦に説法か)」と大々的に報じられていましたね。おまけに、3店方式による換金もなく、通常景品だけだったのにもかかわらず、当時は大盛況だったと記憶しています。アリなんですよね、こういう業態も。

ただ、日遊協のアンケートなんかを見ても、業界自体に「貸玉料を下げる」という発想がないんですよね(↑上記の業態も、パチンコ業界出身ではないコンサルタントからのアイデアだそうです)。そりゃそうです、貸玉料を下げるというのは、自ら売上げを減らす行為なワケですから。しかしその先にあるのは…諾々とお上の指導に従い、業界の財産とも云える「ゲーム性」を手放し、レミングスのように崖っぷちへと行進する未来…これって、ゲーム屋の常識と照らし合わせてみると、「アホか」と思えてならんのです。

ところで、林田さんは「店舗が独自にP/O率を(ある程度の幅の中で)コントロール出来る」点を構造的な問題と捉えていますが、鶴見はその点を「是」とする立場です。単純にその方が「面白い」。店選びも「パチンコのゲーム性」の一要素かな、と。
とはいえ、プログレッシヴ方式は公明正大でいいですよね。実は次のエントリーでも、そう書こうと思っていたトコロです。大規模なホールであれば、プログレッシブ・ジャックポットなどの設定で射幸心を演出するコトが効果的ですし、あるいは小規模な店舗でも、通信で束ねてプログレッシブ方式を導入すれば同様のコトが可能ですからね(まあ、11~12時間営業の日本のパチンコ屋では、稼働率を上げるために、複数種のジャックポットを設定するとか、2段階ジャックポットとするなどの工夫が必要でしょうけど)。

しかし…そのためには、公明正大なP/Oが担保されていると、ファンに思わせなければなりませんね。とかく、Bモノだ遠隔だと、グレーな疑惑の絶えない業界ですから。とにかく、現在パチンコ業界を覆っている「闇」を払拭するのが急務かなあ、と。

やっぱり元凶は、30兆もの巨額な業界規模と、それにぶらさがる警察庁のようです。

ところで、「Have you Played an ARCADEGAME today?」の元ネタ、鶴見の周囲だけでも10人は知っているかと思われますな。現に、ウチの本棚にも貼ってあるし。ちなみに、「W」マークは逆さにすると、モトローラのマークにソックリです。

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