オープンカー軍団/MR-Speedster II/ステンメッシュ・ブレーキライン
Open Car Army / MR-Speedster II / Brakeline Kit
さてさて、昨年末の修羅場時期に、ストレス解消がてら
通販やオークションで買い物をしまくっていたワケですが、
今から考えると「何でこんなもん買ったんだろ?」と思えるモノも多かったり。
今回装着した「ステンメッシュ・ブレーキライン」も、その最たるモノですな。
だって、別にブレーキのタッチには不満は無いワケだし。
つうか、タッチの不満はライン交換じゃ解消されないワケだし。
とは言え、買ったモノは付けなくちゃ、ねえ…。
ひょっとしたら、極上のタッチに変わったりするかも!?
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2〜3万はするモノだとばっかり思ってたら、 ヤフーオークションで、1万ちょっとで入手。 どうやら、グッドリッジの輸入物ですな。 一応、世界中で「永久保証」を謳ってます。 お得意様カードも付いてきて、なんかオトク気分。 |
いわゆる「ステンメッシュ・ホース」ってのは、 PTFEだかなんだかの、樹脂のホースの周囲を、 ステンメッシュで覆ったモノです。 いませんか? ステンメッシュそのものが ホースの役割をしているって思ってた人! それじゃダダ漏れですがな |
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ノーマルのブレーキラインは、もちろんゴム製。 熱に弱くて、経年劣化でひび割れて、 いいとこ無し――なんてイメージがありますが、 なかなかどうして、いい仕事してます。 ――じゃ、交換する必要、ないじゃん!(笑) |
ステンメッシュのラインは、ねじり方向の力に 弱いので、どの方向に装着するのか、 あらかじめ確かめておかなければ 大変な惨事を引き起こすことになります。 特に、手早くやらないとフルードが ぽたぽたぽたぽた漏れてきますから、ね。 |
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さて、心の準備ができたら作業開始です。 漏れるブレーキフルードを受ける皿などを 下に置いて、ノーマルラインを外します。 ここで、必ずフレアナット・レンチを使うこと。 また、ブレーキフルードが漏れすぎて、 タンクからエアを吸ってしまうと大変なので、 フルードは切らさないこと。 こまめにタンクを見るのが良いでしょう。 フルードを補給する器具(ボトル)があると便利。 ※見張りの助手でも可 |
さてここで、お約束のピンチがやって参りました。 ノーマルのブレーキラインでは、中程に ショックに固定するための金具があるんですが、 このステンメッシュのキットには、無い!!! とりあえず、リアは動きが少なかろうということで ステンメッシュの上にテープを巻き、 タイラップで固定しておきました。 が、フロントはステアリングが切れる分だけ 動きも大きいので、それでは心配です。 どうしましょう……。 |
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つーワケで、今回はリアを交換するのみに留めました。
次回は、ステンメッシュのホースを固定する金具を
ホームセンターかどこかで漁ってから、作業を再開することにします。
ちなみに、リアだけ交換した後、エア抜きをして、
翌日に筑波を60周以上走ったんですが…
まあなんと言いましょうか。タッチは良かったです。
でも、エア抜きを念入りにやった時と変わらないって気もしますが…
次回、金具を入手次第、フロントのホースも交換します。
ホームセンターで、ホースをネジ止めする 金具を調達してきました。加工して使います。 ショックにそのままタイラップ止めすると、 ステンメッシュが摩耗する危険性があります。 なので、ステンよりも柔らかい緩衝材で覆い、 その上から金具で挟み、それをショックに タイラップ止めするというやり方ですね。 ブレーキパッド交換の際には、金具を止めた タイラップを切って、交換すれば良いワケです。 フロントはステアリングの動きがあるので、 念のためやっておくという次第。どうでしょ? |
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