オープンカー軍団/MR-Speedster II/車高調サスペンション
Open Car Army / MR-Speedster II / Height Adjustable Sus-kit
MR−Sって、なぜだか「ファッション」系の車高調が多いですよね。
いや、それが悪いってワケじゃないんですが、
ただ、最初は「多いかな」と思っていた選択肢が、
調べれば調べるほど、狭まっていくのを感じたのですよ。
どんなターゲットに向けて開発したのか、電話で問い合わせてみると、
「普通のラジアルから、せいぜいハイグリップタイヤまでですね」
「サーキットもやりましたが、Sタイヤでは試してないですねー」
「サーキット向けじゃ、客層が限られてしまうんでねー、ははは」
とまあ、こんな感じばかり。やっぱりレースに出ない車両は
マジなパーツが開発されにくいんですかねえ。んもう。
とりあえず、マジ走りに振った(数少ない)車高調の中から、
RG(Racing Gear)の減衰力調整式(Vステージ)を選びました。
――つうか、Yahoo!オークションで安く落札できたんですわ(笑)。
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RG車高調は、見ての通り、全長調整式です。 フロントのバネは、6キロ。ノーマルの3倍以上。 (左のノーマルには、ダウンサスを組んでますが) MR−Sよりも重い、前車MRスパイダーでは 4キロを組んでましたから、推測ですが、固め? |
リアは10キロ。これは、こんなもんでしょうか。 ホントは、コーナーウェイトを計って、 ちゃんと良さげなレートを計算したいトコですが、 ま、オークションで激安ゲットですからね……。 上のフロントと比べると、自由長がそれほど 変わらないように見えます。とすると、リアは 全長を短くしないとマズいような気がします。 |
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ちなみに、フロントのアッパーマウントは、 キャンバー調整式です。目指せ鬼キャン!?(笑) とりあえず走ってみて、タイヤの減りを見たり、 内外の温度を測ってみたりして調整しましょう。 リアは、単なるピロアッパーです。 |
調整できる部分が多いと、迷いますよね。 とりあえず車高はいちばん低くして、と。 ストロークは、バンプラバーが無い分、 底付きしないように調整して、と。 ありゃりゃ、スタビの付け根と干渉しちゃって、 全長調整のネジ山が使い切れないよ(泣)。 設計ミスか、こりゃ? それにしても、車高の調整ってハマりますなあ。 |
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――そう、どハマりしました(泣)。
CKSCCの日光走行会に出場したんですが、
ノーマル(ダウンサス仕様)よりも遅いでやんの(泣)。
リアが落ち着かなくて、踏めない感じ。
アラインメント取ってないからだ…と思いたいのですが…。
とりあえず、RGの扱いに長けたテクノプロ・スピリッツさんに、
アラインメント調整&仕様変更をお願いすることにしました。
ほら、それでも定価より安いし(笑)。
ちなみに、減衰力が低い状態で、ギャップに乗ると
「ぎゃ、ぎゃ」と異音がしますが、
RGに詳しい人いわく、異音が普通だそうですね。