オープンカー軍団/MR-Speedster II/冷却系
Open Car Army / MR-Speedster II / Cooling System
夏です! 世間サマが海に山に避暑に向かっている間、
我々はクソ暑いサーキットで熱〜い路面にジリジリ灼かれ
水温は100度、油温は140度、吸気温は50度を越える始末。
これじゃあ、クルマによくありませんよね。冷し系装備を付けました。
![]() |
ミッドシップであるMR-Sは、 エンジンルームが後ろなので風があたらず、 どうしても熱的に厳しくなってしまいます。 ワタシは怖いから、油温計とか付けてませんが(汗) 一説によると、サーキットでの油温は、 140℃を越えるんだとか! それじゃ、 オイルが変性して潤滑性能が落ちますし、 オイル循環路のゴムパーツがヤレちゃいます。 てなワケで、オイルクーラーを装着しました。 TRUSTの汎用キット(10段コア)です。 |
こんな時期に、ウチのガレージで作業をしたら、 自分が熱的にヤラレちゃうので(汗) テクノプロ・スピリッツさんにお願いしました。 フロント置きも考えたんですが、工賃が高く、 財布が熱的にヤラレちゃうので(汗) 装着場所は、右リアのエアインテーク裏。 後から考えると、パチンコで勝ちまくりだから フロント置きにしても良かったかも…。 |
![]() |
![]() |
さてさてお次はラヂエーター。 ひょんな経緯から、オークションでゲットした 格安の軽量アルミ・ラヂエーターです。 コアは2層で28mm。純正に比べて30%ほど、 放熱容量(カロリー)がアップしているとか。 持ってみた感じは、それほど重くはありません。 つうか重量測定し忘れた! |
さすがアルミ。不用意に手で掴んだら さほど力も入れてないのに フィンが曲がっちゃいました。 マイナスドライバーで修正しようにも、 コシがないから、形が整えられない…。 ――さすがアルミ! |
![]() |
![]() |
MR車でも、ラヂエーターは前置きです。 写真は、フロントボックスを外した状態。 すぐそこに、もう見えてます。バンパーを 外す必要すらありません。超カンタン! ラヂエーターを外すには、ステー2本と 両隅の金具(2コ)、ファンのコネクター(2コ) ホース(アッパー/ロワー)を外すだけです。 本来なら、冷却液を抜いてから外しますが、 ワタシは乱暴モノなので、この状態でソク、 ラヂエーターにつながるホースを引っこ抜き、 冷却液ダダ流し…。 |
純正をシュラウドごと上に引き出します。 ホースの干渉がちょっとイヤだったかも。 後は、冷却液で血塗れのアンダーパネルを 水で流しておいて、乾く間に移植作業です。 今回のラヂエーターは純正形状なので、 シュラウドの移植も超カンタンです。 移植っつーか、ネジ2本のみ。 すでにフィンが何カ所か曲がってるので、 今度は、慎重に、慎重に、作業します。 |
![]() |
![]() |
厚みを比較してみました。 純正が16mmなのに対して、 今回のアルミは28mm(2層)。 見るからに、純正よりは冷えそうです。 まあ、単に厚ければ良いというモノでもなく、 しっかり空気があたり、抜けも良くなければ ダメだとのコトですがね。どうなんでしょ。 |
さて、ダダ流しした冷却液を補充するんですが なんと冷却液を買い忘れていたので、 水道水を入れて走れる状態にしておきます。 水は比熱=1と、最も冷却性能の良い液体。 錆が出なければ特に問題はないんですよ。 レースカーも使ってるぐらいですし、ね。 ――その後で冷却液買いに行きましたが。 MR-Sの冷却液交換って時間がかかるわい。 |
![]() |
さてさて、オイルクーラーとアルミラヂエーターを装着したわけですが、
油温計は付けていないので、どれほど効果があるかは不明。
水温は…いつも88〜89℃ぐらいだったのが、同条件で87〜88℃ぐらい。
つうか、サーキットで全開走行してみないと何とも言えませんね。
あと、ラヂエーターファンの動作温度の設定をパワーFCで変更できないか、
APEX'iに質問メールを送り、今、返答を待っているトコロです。できるとイイなあ…。
追記:APEX'iからの返答によれば、パワーFCでファンの動作温度を変更する事はできないそうです(泣)
冷し系として残るは、左リアインテークからエアクリにダクトを引くのと、
フロントバンパーに穴を空けて、ブレーキにダクトを引く作業だけです。
今は暑くて作業する気にならないから、涼しくなってからやろうかなあ…。
――って、それじゃ意味ないじゃん!(汗)