オープンカー軍団/MR-Speedster II/アースイング
Open Car Army / MR-Speedster II / Earthing
燃費向上! トルクUP! 効果確実!
――と、ここ数年なにかと話題のアースイングを、MR−Sにも施すコトにしました。
だってホラ、非力なMR−S。ちょっとのパワーアップが大きく効きそうじゃないですか。
とは言え、ワタシもVV大学理工学部電気工学科エネルギーコース出身。
在学中にはン万ボルトのプラズマも閉じこめた経験だってあります。
2万も3万もするような、市販のボッタクリ製品を買うつもりは、サラサラありません。
だって、アキバあたりをウロつけば、2〜3000円で揃ってしまうような電線ですよ!
でも面倒だったので、個人制作のモノをYahoo!オークションで購入しちゃいました(わはは)。
ああ堕ちたり、エネルギーの学び徒よ(笑)。
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8sqの耐熱低抵抗線に端子を圧着したモノ。 それがアースイングに必要な部品の全てです。 市販品は、バッテリーの(−)に接続する箇所を ちょっと凝った作りにしていると聞きますが、 それだって、大したもんじゃありません。 おおむね、アースイングといったらこんなモノ。 2万円以上もする市販品なんて、 ボッタクリでしょ? |
個人製作品とはいっても、丁寧なカラーの取説も 付けてくれている、本格的なモノです。 ちなみに、説明書の図版に使われているのは、 元デルソル乗りのHANJOさんの VM180TRDだそうです。 接続するアースポイントは、全部で8箇所。 エンジンとボディ回りの主要アースポイントと、 左右のサスタワー…基本は全部おさえてあります。 |
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ピーンチ! いちばん重要な、メインアースポイントが エアクリーナーの下あたりにあるのですが、 届かない… エクステンションが足りなくて、ラチェットのコマが 届きません。アア、ナンテコト!? |
――とまあ、1箇所だけ接続難易度が高くて、 エアクリを外したりと、ドタバタしたものの、 だいたい1時間半ほどで装着し終えました。 一応、少しでも抵抗が少なくなるようにと、 いちいち端子をサンドペーパーで磨き、 接点復活剤を塗りたくりながらやっても、 そんなもんです。簡単でしょ? |
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さて、カンジンの効果のほどですが……
正直に言うと、最初はあまり期待してはいませんでした(なにを今さら)。
なぜなら、MR−Sは元々ダイレクトイグニッションですし、
スパークプラグも、性能の良いイリジウムプラグに換えてあります。
いくらアース強化で大電流が流れやすくなったと言っても、
爆発力が驚くほど上がるコトは考えられないからです。
実際に運転してみても、よく言われる「中低速のトルクアップ」は、
あまり体感できませんでした。
しかし!
しかし、筑波サーキットを走った際に、裏ストレートの終盤、
4速に入れたトキのアクセルの踏みごたえが、変わりました。
タイムも、コンマ5秒ほど縮みました。
高回転で失火していたのが、アース強化で改善されたのでしょうか?
まあ原因がなんであれ、タイムが縮みさえすればバンバンザイです(笑)。
今度、またパワーチェックを行って、細かく検証してみようと思います。