Open Car Army
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オープンカー軍団/報告書/(2001/06)


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ほほう、杉並で習えますか

「長い腕」 01/06/06
やはり6月6日は雨ザーザー降ってきた。

模倣犯」(宮部みゆき)を読了した。とてつもなく緻密な物語でお腹一杯。げふー。
いつもだったらそんな後には、何十回となく読み返したお気に入りの作品(たとえば江戸川乱歩とか筒井康隆とか)を読むのが常なのに、今回はなぜだか続けて新作が読みたい気分。次に手に取ったのが長い腕」(川崎草志)だ。今年の第21回・横溝正史ミステリ大賞受賞作ではあるけれど、それより何より、以前の会社の1年先輩が作者だというのが、その理由。うーむ世間は狭い。そしてKGBの腕は長い――もとい、「ゲーム業界においてはセガの腕は殊の外長い」。
まだ数十頁しか読み進んでいないが、なるほど、舞台となっているゲーム会社の描写がとても達者だ。そういえば、この人が親子三代大河RPGのシナリオを書いたのはいつだったっけか。倦まず弛まず書き続けていたのだろうなあ。頭が下がるなあ。
――しばし過去の記憶に浸っていたら、ふと気づいた。あの人って、あそこの社員寮ではなかったか。そしてその後も、近くに越したのではなかったか。とすると「川崎草志」というペンネームは、やはり…(くすっ)。

触発されたのか、なんだかミステリーのプロットばかりが思い浮かぶ。どちらかというとジュブナイル。しかもオープンカーのプロパガンダ小説(笑)。もちろん主人公の愛車はMRスパイダー。プロットの段階でツマラナイのは分かりまくりなんだけど、ひとまとめしてみようかねえ。

6月7日も雨ザーザー降ってきた 01/06/07
またも筑波サーキットをマル一日走ってきた。例によって、パワーハウス・アミューズさんの走行会に間借りして行われた大井さんトコのスクールで、だ。今回みたいなスクールは、大井さんの同乗走行で「ヒント」を得た後に、復習をする時間がタ〜ップリあるから、毎回かなりレベルアップが見込めてウレシイ。実際、午前中はかなり暑く、クルマ&タイヤにとっては良いコンディションとは言えなかったのだが、結果的には前回よりもコンマ5秒も短縮してしまった。主に、ダンロップ下の進入のコツがつかめたために、2ヘアピンまでの平均速度を上げられるようになったからだ(と思う。アースイングケミカルの効果もあったんだろうけど……)。そろそろ、ノーマルでは限界かな。

さて、午後になって突然の豪雨。というか雷雨。しかも、走っている最中にドシャッときたからタマラナイ。走っているから、かろうじて濡れずに済んでいるけれど、これがピットに戻ろうとしてスピードを落としたら、たちまち濡れるコト必定。でも、そこはそれ、オープンカー軍団。雨中のオープン走行は気分良いから、そのまま走行(笑)。
しかも、MR−Sは軽いから、ウェットは超たのしい。午前中は追いつけもしなかった大パワー車とタメ張れてたり。個人的にいちばん気分良かったのは、フェラーリ360モデナと追いつ追われつ状態になれたコト(喜)。もちろん、ストレートではいくらウェットとは言え徐々に突き放されるのだけれども、コーナーではいつの間にか追いついている。

後ろから見ていたGT−Rオーナー曰く「スピンモードに入りそうになるトキも、まるでスローモーションのように挙動が穏やかだから、立ち直りがラクそう」まさにその通り。ちょっとしたアクセルミス/ステアミスでリアがブレイクしたり、フロントタイヤのグリップが失われたりと、相当ヤバい路面コンディションだったけれど(実際、何台も何台も何台も、数え切れないほどの台数がスピンしたり、コース外に突っ込んでしまっていたけれど)自分ではヤバいコトになる予感はまったくせずに、むしろ楽しかったほど。ああ、MR−Sってホント操縦性がよろしいんですなあ。
タコミスで、最後の最後に1回だけスピンしちゃったのは、ナイショ!(汗)

ふと、MRスパイダーを思い出す。ひょっとしたら、MRスパイダーでの経験が、まるで大リーグボール養成ギブスのように、運転を上手くしてくれたんじゃないのかなあ。なんて、今さらちょっと湿っぽくなってしまう梅雨の今頃。やっぱり6月7日も雨ザーザー降ってますね。

速報 01/06/10
CKSCC桶川タイムアタック大会第2戦で、またもクラス1位をゲット!

サンクステイル 01/06/14
サンクステイル、というモノがあるらしい。――あるらしい、と言っても実際にはまだ商品はなくて、コンセプト提案の段階らしいのだが、簡単に言うと「運転手が『ありがとう』の気持ちを表すための、クルマにつける尻尾なんだそうな。感謝しているトキはコクコク振って、超感謝しているトキはブンブン振る……見たヒトが直感的に和んでしまう、秀逸な表現手段。考案者は、ポストペットの制作者なんだとか。さすがコミュニケーションをゲームにしちまうヒトならではの、スマートなアイデアですな。

以前から主張しているように、クルマ同士のコミュニケーション不全が、日本の道をギスギスさせているコトは、こりゃもう間違いないワケで。それを、日本人のコミュニケーション下手に帰結させて「だから日本人はしょうがない」と思考停止させる論もあるだろうけど、自分としては「アイデアでもって常識に風穴を開ける」式の、こうした楽しいアイデアの方が建設的で好きですな。

とは言え、オープンカーには「尻尾」は必要ないんだけどね。

踏マレタリ蹴ラレタリ 01/06/16
クルマをコイン駐車場に停め、買い物。
ブツが出来上がるまで、ちょいと時間があったので、久方ぶりにパチンコなぞをやろうと、パーラーへ。

大負け。シャレにならんぐらいに。

ブツを受け取り、クルマに戻る。

バッテリー上がり。ハザード点けっぱで駐車してたっぽい。エンジンかかりません。

#8139でJAFを呼ぶ。

JAFの会員証、先月で切れてやんの

現場で更新料金を払って、事無きを得る。
そしてガスステーションに行って充電。そういえばオイル買うの忘れてた。ココはMobilだから、いつものオイル置いてるよね。買って帰ろう。

金が足りん。近場の銀行は既にクローズド。

なんかムカついたんで、ついついスピード出しちゃいました、テヘ

カーブの先にパトカーが!


――でも、警察官は乗っておらず、肝を冷やしただけで済みましたとさ、どっとはらい。

ル・マン 01/06/17
土曜の夜から家に引きこもって、ル・マン24時間耐久レースを観戦していた。

つい先ほど、チェッカーが振られたのだが、最終LAPは感動的だった。もう順位がひっくり返るコトはないので、全車が集団でゆっくりとパレードのように走っていたのだ。先頭2台は、2連覇を果たしたアウディのプロトタイプカー。オープンカーがクローズドカーを従えて練り歩く様は、見ていて良いものですなあ。


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